とげとげ★先生の教育本フォトリー日誌

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86冊目! 「不幸にする親」 ★★★★☆

不幸にする親――人生を奪われる子ども

著者:D. ニューハース
出版社:講談社
出版日:2008/01/29 ¥ 1,470

86冊目! 「不幸にする親」 ★★★★☆

 

「魂の殺人」「毒になる親」等の名著、

最近、親の子どもへのかかわりにとても興味があります。

 

この本の全体像は3部構成

1 こういう親が子どもを不幸にする

2 問題の理解

3 問題解決

 

不幸にする親とは、ズバリ子どもよりも自分の幸せを追求し

子どもをコントロールする親のことです。

 

1 「こういう親が子どもを不幸にする」から

その悪質なコントロールには8つあります。

MM 不幸にする親


1 過保護(愛情よりも不安感が強く、親の情緒が崩壊している親)

2 幸せを取り上げる(条件付きの愛情で、冷たい親)

3 完全主義者(強迫観念と常にプレッシャーがあり、永遠に満たされない親)

4 カルト(偏った正しさが死ぬほど大事とし、見抜かれる恐れを常に抱いている親)

5 支離滅裂(感情の不安定な親)

6 自分の都合優先(自分損得が大事なナルシスト、嫉妬深く心にむなしさのある親)

7 虐待(衝動が抑えられない、子どもを人としてみておらず正当化する親)

8 責任果たせない親(大人になりきれず、子どもを守れず縮こまって生きる親)

 

2 「問題の理解」から

親は12の手口を使ってきます。

感情、食、体、友達、個人、決定、発言、考え、いじめ、幸せ、混乱、操作などに

かかわって繰り返し執拗に、子どもを追い込んでいきます。

 

また、親自身真実をねじ曲げようとしています。

言動の矛盾、内外の顔が異なる、ごまかす、全面否定する、ネガティブをぶちまける

スケープゴートにする、自分が犠牲者のように振る舞うなど。

 

教師塾のメルマガにのせた、「邪悪な人の心理学」とぴったりです。

自分本位で、自分を変えようとしない人たちです。

 

しかし、なぜ、この親たちは子どもをコントロールしてしまうのでしょうか。

親自身のトラウマをかかえ、そのときに十分ケアされてこなかったからと言います。

そのトラウマから生じた「恐れ」から自分を守るため、過剰反応して他罰的に表現してしまうのです。

親自身の子育てから間違って学んできてしまった「悪の連鎖」なのです。

ですから、子どものもつ問題は親が一因として受け取れるでしょう。

 

3 「問題解決」から

では、親の呪縛から解放されるにはどうすればよりのでしょうか。

1 断ち切る(精神的に家出をし、そこで感じることを観察し、独立を宣言する)

2 関係を変える(健全な境界線を引く、対決する、許す、受け入れる、接触を断つなど)

3 リセットする

(情熱を捧げることを見つける、社会の中に居場所作り、感情を大切に

 人とのつながりを大切に、自分の限界を決めている考えを変える、自分を好きになる

 コントロール欲求を減らす、心身をいたわるなど)

 

子育ての間、親自身も苦しんでいます。

この本は決して、親バッシングの本ではありません。

親自身が自分の子育てを見直す厳しい目を突きつけられますが

そこから立ち直れるだけのメッセージが込められています。

 

ぜひ、多くの親に読んでいいただき、勇気もって自分と対決し、

親自身が育った親子関係を見直すよい機会としてほしいです。

 

親は子の「鏡」です。

心の優しい子は、情緒安定した親のかかわりがあります。

不安定な子は、家庭の中で何か、トラブルや親とのかかわりに変化があったりします。

子育ては、学校教育すべてに任せることでなく、また、学校もすべて親のせいばかりにせず、

親との理解を持って、ともに、成長していける機会、場としたいものです。

そんな思いで、私は、家庭とのつながりを大切にしていきたいです。

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この記事のコメント

こんばんは。
あつ~い毎日が続いていますね。
我が家のトラ猫ものびまくっています。。。

1000アクセス、すごいですね!
さすがとげとげ先生。
コツコツと続けることが実を結ぶのですね。
あっ・・・でも全てが実を結ぶとは期待してもいけないのか・・・

今回の本は、手にとるのは恐いですね。
子供は親の鏡とはまさにそのとおりなんですよね。
ささいなものの言いようから、私にそっくりでドキッとさせられます。
ちなみに最近の口癖は、「ねえ、網戸開けて入ってくるなら閉めて。開けっ放しで入ったり出たりしないでよー。」です。
気づくとトラ猫にみーんなが説教しています・・・

私と両親は、似ている気がしないのですが、どうなんでしょう。両親を思うと尊敬できる存在であり、私はまだまだ足元にも及ばずです。

親としての成長不足なんでしょうね。

ここ一週間ぐらいは、子供同士の喧嘩でも無関心を装うのではなく(無関心は虐待ですよね)、かなり様子を伺いつつ最低限の提案を実践中です(笑)。
すると、しばらくすると子供同士、お互いに気を遣いだすもので、おもしろいなーと発見!!
 
トラッ子も成長せねば。

話がとんでしまいますが、先日本屋でマインドマップの本を見つけました。
沢山種類があるんですね・・・
まだトラッ子には中学生向きのもので十分すぎるほどでした。仕事にもとても役立ちそうですね。

もうすぐ夏休み。
子供と過ごす時間も増える時期ですね。
まだ二年生の我が子とは、遊ぶ事がなによりかもしれません。自由研究の提案をするとやる気満々でトラッ子も毎日構想を練っている時間が楽しいです。

さー、とげとげ先生も楽しい夏休みを過ごしてくださいねー。

   
2008-07-15 Tue 23:16 | URL | トラっ子 #-[ 内容変更] | top↑
こんにちは トラッ子さん

暑さが続き、
原油高騰のためクーラーも自粛気味の学校では
学期末の追い込みプリントが
子どもたちの腕にぴたぴたくっつくありさまです。

それでも子どもは暑いとは言わず
当たり前のように過ごしている態度に関心・・・、
というか驚愕です。

私にとって、夏休みは子どもと少し離れ
色々準備期間です。
子どもにおいては、家族と過ごすまたとないチャンスですね。

うまくいった小さな変化に気づき、
執拗に繰り返すと大きな変化になるそうですよ。
うまいこといったこと、ぜひ、教えてください。

私はこの夏、読書マラソンかな?
2008-07-16 Wed 20:52 | URL | とげとげ★先生 #-[ 内容変更] | top↑
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