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84冊目! 「ミュンヘンの小学生」 ★★★☆☆

著者:子安 美知子
出版社:中央公論新社
出版日:1965/12 ¥ 714

渋谷のクレヨンハウスに学生の頃、よく通っていました。

子どもの絵本や丸みを帯びた木製の積み木おもちゃがあり、シュタイナー教育の原点のような場所でした。

 

ふと、興味がわき、本書を手にしました。

ドイツは、普通の公立校の他、このシュタイナー教育の学校もあります。

 

シュタイナー教育の特徴を以下にまとめました。


 

MM ミュンヘンの小学生

 



1 エポック(日本のように、他教科を学ぶのではなく、一定期間同じ教科を学習する)

 午前8時~10時までです。

 

2 フォルメン(クレヨンで線や形の感覚をつかみながら「書く」練習をする)

 シュタイナー教育では、まずク書くことから始まり、読む事へとつなげていきます。

 日本と逆ですね。ドイツ語の文法上の理由と、書くことができれば、必ず読むことができるからだそうです。

 一文字覚えるのに、3日間かけることもあります。

3 オイリュトミー(体すべてを使って、体操やダンスのようなことを行う、もちろん文字もリズムに乗って覚えるのです)

 

4 担任が持ち上がり8年間!(とことん子どもと関わっていきます)

 担任は、学習計画を自由に変えることのできる権利と責任を持っているそうです。

 

5 通信簿がありません。(すべて担任からの記述や詩などがおくられます)

 

全体的にとてもスローな学習カリキュラムだと感じました。

どんな子どももついて行けます。

障害をもつ子どもたちも普通に学級の中でやっていけるそうです。

 

知的な好奇心を追うことよりも、その言葉や文字の持つ文化そのもののルーツに触れる

感受性を高める学習のように感じられました。

 

このような教育で今の社会に対応していけるのだろうか?考えてしまいますが、

学習の基礎としての感覚がしっかりと学べるため、新しい知識が真綿にしみこむように入っていくのでしょう。

 

シュタイナー教育は今から60年ほど前から、最近ではフィンランド教育、ヨーロッパ教育が熱いですね。

ちなみに、日本はイギリス型の教育体系を取り入れています。

もっと多くの世界の教育を体感したいものです。

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