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81冊目! 「見える学力 見えない学力」 ★★★★☆

著者:岸本 裕史
出版社:大月書店
出版日:1981/03 ¥ 368

81冊目! 「見える学力 見えない学力」 ★★★★☆

 

今から、27年前の本です。

TOSSの文献などによく出てくる話は、この本の孫引きなんですね。

古いけれども、教師としての学力観をしっかり持つためには、一度は読むとよいです。

 

一番の趣旨、いわゆる学力を伸ばすには

見える学力を伸ばすには、見えない学力のしっかりとした土台が大切です。

 

見える学力とは、読む力、書く力、音読する力、計算する力です。

いわゆる「読み書きそろばん」です。

 

この学力を伸ばすためには、見える学力の根底である見えない学力を身につけることが大切です。

では、見えない学力とは。

見えない学力とは、言語環境、非言語環境です。

この言語環境によって、知的好奇心が刺激され、伸びる子が育つこつだと言われています。

人は言葉によって、考え、伝え、自己統制します。

この言語をまず育てることが大切なんです。

 

この言語環境、非言語環境を整えるとはいったいどういうことなのでしょうか。

1つめに、親の共感的かかわりといった、質の高い「会話量」です。

話を聴いてあげる親子関係では、明らかに会話量が多いものです。

 

2つめに、読書習慣の形成です。

困ったらすぐ塾に頼るのではなく、まず、読書する習慣を身につけることかはじめようと言います。

私も同感です。

今でこそ、本の虫ですが、子どもの頃は、1冊と言ってよいほど、本を読みませんでした。

だからこそ、本の大切さを感じている毎日です。

 

3つめに、遊びです。

遊びを通して子どもは、葛藤を通し、心身の発達の機会を得ます。

体力の向上や、生命力などのたくましさが身につきます。

遊び集団を通して、社会性も身につきます。

 

4つめに、しつけです。

親のしつけに4つあります。

1 基本的生活習慣の形成  2 思いやり(迷惑をかけないことと人が喜ぶことを)

3 適度な仕事(がまんや所属観、切り替える力)

4 家庭学習(学校だけでは無理です。復習が大切なのです。あせらずヤル意味を説きます)

 

さらに、テレビの10悪、砂糖の害なども併せて、データに基づいて説明されています。

 

30年ほど前の本ですので、現状とのずれを認識しながら

調整して現状に望む必要があります。

 

学力観の転換(読み書きそろばん→考える力、生み出す力)。

遊び集団の希薄化(グループでDS)。

食文化の変遷(飽食、個食、孤食、固食など)。

 

聖書の「古い革袋を捨て、新しい皮袋を用意する話」を思い出しました。(クリスチャンではないですが)

温故知新、教育には、昔から王道とされる今も昔も変わらない真理もあります。

また、現状に合わせて新しい教育観へ転換していく勇気も必要ですね。

MM 見える学力 見えない学力

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