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73冊目! 「地頭力を鍛える」 ★★★★☆

著者:細谷 功
出版社:東洋経済新報社

これは以前から読みたかった本でした。

考える力を身につけるにはどうすればよいのでしょうか。

それを端的に答えてくれる本です。

 

考える力「地頭力」はフェルミ推定といった考えるツールを通して鍛えることができます。

フェルミ推定とは、漠然とした物理量を短時間で計算することです。

たとえば、日本には電信柱がいくつあるでしょうか?といった問題です。

 

この問題に対峙するべく、地頭力を使います。

この地頭力を構成するものには、3つあります。

1、仮説思考力  2、フレームワーク思考力  3、抽象化思考力

 

1、仮説思考力とは

今ある情報をから、仮説を作り出し、

前提条件を決めて制限時間内に問題を解決すべく思考の過程をいいます。

簡単に言うと、今、わかっていることから、ある仮定を考え出すことです。

大前研一さんの「考える力」がありましたが、仮説の設定です。

これを短時間のうちに導き出すことがミソです。

 

2、フレームワーク思考力とは

全体像を俯瞰することです。

問題の全体像をつかみ、つぎに、部分へと分解する思考力です。

ロジックツリーのようなイメージですね。

 

3、抽象化思考力とは

単純化して、枝葉を切り落としモデル化することです。

具体物から、抽象レベルへと転換し、また、具体事例へと戻す逆Uの字の思考過程です。

この抽象化の過程は、シンプルに図化します。

 

問題の本質を一度、抽象化し、それにアナロジー(似たような引用)を見つけ出します。

簡単に言うと、たとえ話を見つける力です。

たとえ話には、話したいことの本質が詰まっているからですね。

 

ロジカルシンキング、フレームワーク、MECE(モレなくダブりなく)や3C、

4Pなどのビジネス業界では思考ツールが様々あります。

業界人は、こんな考える方法を持っているのかと関心と羨望の眼差しをおくってしまいます。

 

さて、教育界ですが、この地頭力はまず教師が鍛えなければなりません。

私は、知識量重視の教育を受けてきた世代です。

ですから自分の頭で考えるということを苦手としてきました。

 

本を読むようになり、知識を多く蓄えはじめた今、自分の考えを生み出していくことが大切なのですね。

本の情報の受け売りだけで、何も考えないことはとても危険です。

 

いつかの番組で納豆がやせるからといって、スーパーから納豆が消えてしまった事件がありました。

自分の頭で少し考えれば、わかることのはずなのに、ついTVからの情報を鵜呑みにしてしまう世代です。

 

インターネットが普及して、知識は誰にでも簡単に手に入るものとなりました。

情報を単なる受け手としてだけでなく、その情報を使って、新しい知識を生み出していける

そんな力が必要となってくる時代です。

 

子供たちは「活用力」といった今ある情報をつかって新しい問題を解いていく力が求められています。

この活用力は、大人社会での地頭力と似ています

つまり、子供たちにも同じようなことを教えていかねばならない時代なのですね。

地頭力を身につけた教師こそ、今の教育には必要なのではないでしょうか。

地頭力をもつことで、子供たちにより深く活用する力について教えることができるのではないでしょうか。

 

最近特に、自分の頭で考えることの大切さを感じています。

みなさんもいっしょに、脳に汗をかくほど考えましょう!


 

MM 地頭力

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