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72冊目! 「子どもの潜在能力を101%引き出すモンテッソーリ教育」 ★★★☆☆

著者:佐々木 信一郎
出版社:講談社

 

最近、読書のプラトー現象(学習停滞期)です。

どうこの危機を乗り越えようか。

はやり、続けることしかないことに気づきました。

大きな夢と、目の前の100冊という目標に向かって、こつこつ継続実践のみです。

 

モンテッソーリは障害教育における歴史的教育家です。

この本は、そのモンテッソーリメソッドを使って、日本の子どもたちにどのようにかかわれるのか

アメリカと日本の教育を比べながらまとめています。

モンテッソーリ教育、その真髄は、「興味関心」にあります。

 

体の発達や体力の話に毎回のようにでてくるスキャモンの発達曲線。

高校時代保健でやりましたね・・・。

つまり、0~6才の乳幼児期は、成長が著しい「発達の旬」なのです。

モンテソーリ教育では、これを「敏感期」と呼びます。

 

この0~6歳の敏感期に親は一体、どのようなかかわりをすればよいのか。

それには、1興味関心を見つける、2それに主体的にかかわり、3集中し繰り返し、

4達成し満足する。5その結果、能力を身につけ、6自信や意欲が増して、

また、興味関心がわいてくるといったサイクルを生かすのです。

 

このサイクルを「学びのスパイラル」と呼び、

どんな乱暴者の子どもでも、興味関心の持つものをじっくりと(2週間以上も!)取り組ませることにより、

意思の力が増し、がまんする力を身につけます。

集団で生きていく前には、まず、個が生かされなければなりません。

 

ということは、学校で不適応を起こす子どもたちは、

この乳幼児期に子どもの持っている興味関心を侵害されてきた子どもたちと解釈できます。

 

この興味関心を生かすためにも、大人は一方的にではなく、子どもとの相互の関係を作ります。

また、大人は、その興味関心を満足させる「環境を整備」し、子どもはその環境に働きかけていく。

そんな関係を築く努力を大人はしなければなりません。


 

MM モンテッソーリ

 

乳幼児期に子どもを伸ばす秘訣は、「興味関心」を大人が気づいて、

やりたいことにじっくりと取り組ませることなのですね。

一方的に、大人の都合で教材を提示し、早期教育に走ってしまうことは、

子どもの発達を阻害してしまっていることに他ならないのです。

 

この本からは、発達の旬には何をしたらよいのか、新しい発見となりました。

 

小学校では、できるだけ子どもの興味関心から取り組ませる学習の工夫をします。

どの先生方も学習の導入や、具体物や体験活動など、熱心な取り組みです。

 

しかし、私が思うに、小学校段階では、新しい価値を教えていくためにも、

教師からのある程度の強制的な学習があってもよいと考えます。

 

例えば、四字熟語やことわざなど、はじめは興味がわかなかったけれども、

それらに触れることによって、少しずつその言葉の持つ文化が見えてきて、

興味がわいてくる学習もあるはずです。

 

年間通して、四字熟語やことわざに取り組むことで、言葉への関心が高まります。

ここ、4年間続けてきました。

 

子どもに寄り添うことは、何も全て子どもがやる気になったら取り組むことだけではありません。

その発達段階に寄り添って、効果的な教材の提示(できる限り興味関心を引き出す)が必要だと考えています。

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