とげとげ★先生の教育本フォトリー日誌

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70冊目! 「いのちの恩返し」 ★★★★☆

著者:山田 泉
出版社:高文研

ランク:B
オススメ度:★★★★☆ もう一度読みたい度:★★★☆☆ 読みやすさ:★★★★

 

あなたにとって今日一日は、当たり前でうんざりの一日でしたか?

それとも、当たり前の一日に感謝できる一日でしたか?

 

この本の著者「山田泉先生(養護教諭)」通称山ちゃんはガンと闘っています。

そのガンと向き合っていく中で、死を見つめ、そこから学んだことを子どもたちへ

「いのちの授業」として取り組んできました。

デスエディケーションの話です。

以前、NHKの特集でも取り上げられ大反響を呼びました。

 

この本では、6年生との「いのちの授業」の様子について記録されています。

山ちゃんですは、とても気さくで明るい。そして、涙もろい。

子どもたちの素朴な疑問にわかりやすく答え

体験を踏まえガンと向かい合ってきた中で学んだ「いのち」にいて教えてくれます。

 

前向きな山ちゃんですが、はやり宣告を受けた時の様子は、心を締め付けられる記述でした。

パニックになり、3日間何もできなくなりました。

2回目の宣告を受けたときは、死を意識するようになり、涙が止まりませんでした。

3回目の転移の宣告では、残った時間をどう使おうか考え始めました。

苦しみに落ち込み、苦しみを受け入れ、苦しみから立ち上がろうとするその過程。

とても辛いものがあります。それを乗り越えてきたのが山ちゃんです。

 

この山ちゃんを支えてくれたのが「子どもたちからの手紙」だそうです。

子どもたちからの温かいメッセージ。

それに支えられ何度も倒れてしまった心を立て直し、起き上がることができたそうです。

 

授業の中では、ホスピスの話もありました。

ホスピスで最後を迎える仲間のものに、余命3ヶ月のガンを患っている人たちが集まります。

「誰かのために、してあげられることはないだろうか?」

 

まさに、人は、人とのつながりの中に生かされていることを感じられました。

おとといのニュースでは、残念なことに、人とのつながりが薄く、

秋葉原で無差別に殺人に及ぶ悲しい出来事がありました。

人とのつながり、してもらい、してもらったことをお返ししていく、

そんな仲間や人たちが身近に感じられない世の中になっているのではないでしょうか。

 

今日、私の学校では、子どもたちのバスケットボール大会が終わりました。

仲間を支える立派な声援に押され、精一杯、取り組んでいた子どもたちがいました。

スポーツを通して、人とのつながりの大切さを子どもたちは気づいてもらえたのではないでしょうか。

 

やまちゃんは、人は「人の中でしか生きられない」といいます。

人といっしょに生きる中で、生きていくことの大切さに気づかせていく、

それが家庭だったり、学校だったり、仲間だったりするのではないでしょうか。

やまちゃんはそれを「人に優しくすることだよ」とわかりやすい言葉で教えてくれています。

 

「一日一生」この言葉は心に響いてきました。

今日一日、普通の生活が送れることに感謝して、精一杯生きたでしょうか。

普通にご飯が食べられることが、普通に物書きができることが、

一番の幸せと山ちゃんは言います。

 

当たり前のことに感謝して、一日一日を精一杯生きることこそ

いのちを全うすることだと思いました。

 

今日はへとへとでしたが、この本とめぐり合えて本当によかったと思えました。

MM いのちの恩返し

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