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66冊目! 「子どもを勇気付ける20の方法」 ★★★★★

著者:星 一郎
出版社:サンマーク出版

 

ランク:A
オススメ度:★★★★★ もう一度読みたい度:★★★☆☆ 読みやすさ:★★★★

 

毎日続けることの厳しさを痛感しております。

心を入れ替え、またコツコツとがんばっていきます。

 

この本の全体像。

「子どもを勇気付ける原理と方法について」のまさに一言です。

この1冊でアドラーについて全体像がしっかり学べてしまう優れものです。

 

A、勇気づけの原理

・原因よりも、目的を重要視します。

「目的論」は未来志向により勇気がわいてくる仕組みです。

・「認知論」この世の中をどのように見るかによって、勇気付けができます。

・能力は高い低いではなく、どうすれば世のため人のために生かせるかで価値がきまります。

・人は、社会の一員として「所属感」を求めます。社会にいて幸せといった居場所作りをするとよいのです。

・行動の背面にある心理はあまり気にしない。その人がとっている行動を評価します。勇気は決意してから行ってこそ初めて、価値が出ています。

・勇気付けには、縦の関係ではなく、横の対等の関係を子どもと作ります。競い合ってしまうので、問題が生じていきます。

 

B、子どもを勇気づける20の方法

1、    小児ガンで子どもを亡くしてしまった親の話。子どもが生きているだけで幸せと感謝することです。

2、    問題児には、尊敬と信頼を。この信頼は無条件でだまされる覚悟を持つことです。しかし、人は信頼され続けることで相手を裏切ることができなくなってきます。また、問題は子どもとの関係が支配関係になってしまっているから起こります。協力関係を作っていくのです。

3、    頼りない子ほど、一人前として扱います。助けは求められない限り、ほおっておきます。求められれば援助は惜しみません。子どもは失敗から多くを学ぶからです。

4、    助言はあまりしすぎずに。あくまでも決定権は子どもにあります。間違ってもよいし、自分で決めることに価値があります。甘やかしは子どもを信頼していないからです。

5、    百点とったことよりも、その努力の過程を認めましょう。また、「褒める、叱る」といったことは子どもと「縦の関係」を作ってしまいます。アドレリアンは褒めず、叱らず、感謝を使います。これについては、また別のお勧めの本で紹介します。これは、なかなかおもしろい考えです。

6、    プラス思考でいきましょう。子どもの見方を変えてポジティブに。人は、欠点があり完全なものではないことを認めましょう。

7、    「全て」「完全に」といった言葉をなくしましょう。「みんなと仲良く」よりも「好きな人と仲良く」のほうがより、現実的に理にかなっているからです。人生はなかなか思い通りにいかないものです。うまくいく人との関係をしっかりと意思表示していける力が求められています。

8、    嬉しさは「感情的に」、怒りは「理性的に」。いらいらしてしまった場合は、3分たっても無理な場合はその場所から離れましょう。これはとても有効です。全ての問題は感情を使わずに対処できます。アドラーは怒りや涙などの感情を使うことで、相手を支配しようと見るのです。

9、    人と比較せずに、自分の資質に目を向けよう。がんばっていることや、本人の過去と比較しましょう。

10、                一日一回、傾聴しましょう。ただただ、話の内容、感情、ノンバーバルな部分を聞いてあげましょう。

 

11、「ダメ」「ガンバレ」「ハヤクシナサイ」は子どものペースを無視するため、やる気をくじきます。

12、「youメッセージ」から「iメッセージ」へ。あなた言葉は、相手を価値付け支配関係にしまいます。「私は~思う」言葉により、感想を述べることが大切です。

13、いい子には注意。無口で指示待ち人間は、自分の考えがなく、相手と支配関係になってしまいます。子どもが無口になったら、夫婦の関係を見直しましょう。

14、具体的にエピソードを聞いてあげると、子どもは、経験の追体験ができます。

15、家族ルールを作りましょう。ルール作りのよさを教えましょう。ルールはみんなが気持ちよく過ごせるためにあるのです。ルールを守れないのは、そのルール自体が間違っていることがあります。ルールを守れなかったときのルール(メタルール)も決めておきましょう。子どもは、結果を引き受ける責任が持てるようになります。

 

16、落胆している親は、今まで自分が子どもに何をしてあげられたかプラス面を見直しましょう。

17、理想像との比較を止めましょう。幻を見るよりも、現実を見て、自分を受容しましょう。

18、ゲームなどの熱中体験や不良の友だちも、成長には不可欠と考えましょう。友達はいないよりもましです。

19、子どもを悠然とみる大人になりましょう。子どもの身近に信頼できる大人がいれば、自然と自力で成長する子どもになっていきます。

20、できていない部分よりも、できている部分へ目を向けましょう。ブリーフセラピーのリソース資源を見つけるですね。

 

C、困った子も、こうすれば立ち直る

困った子どもの状態は大きく分けると4段階あります。

1段階:褒められようと、悪い子を演じて関心をひこうとする。このような行動が見られたら、「無視」をして、よい行動へ関心を寄せて、よい行動を価値付けるのです。

2段階:親や教師に挑戦する子。子どもは居場所を見つけようとしています。このような子どもには大人の理屈で勝ってもさらに悪い段階へいってしまいます。「引き分け」を選ぶのです。

3段階:親や教師が一番困る、不登校や非行行動などの復習の段階。

4段階:無力感に陥ります。3,4段階では専門家に相談しなければもう手遅れです。

 

アドラー心理学は教育現場や育児にとても有効だと感じております。

アドラー心理学を分かって、使用すると子どもとの関係が改善されていきます。

ユニークな心理学で私は、個人的にとても気に入っております。

いろんな考えや手法を持っていることは、いろんな子どもたちへ対応していく強みになりますね。

いろんな分野のよい部分を少しずつ自分のものに統合していきたいものです。

MM 勇気付け

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