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60冊目! 「3分間コーチ」 ★★★★☆

ひとりでも部下のいる人のための世界一シンプルなマネジメント術 3分間コーチ

ひとりでも部下のいる人のための世界一シンプルなマネジメント術 3分間コーチ
著者:伊藤 守
出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン

ランク:B
オススメ度:★★★★☆ もう一度読みたい度:★★★★☆ 読みやすさ:★★★★☆

ビジネス社会で活用されているコーチング。
上司を先生、部下を子どもと置き換えて読んでみると、
教育領域にもとても活かせる内容でした。

一言で要約すると「部下について考える時間をとる、部下と会話する時間をとる」です。
本の全体像は、5章立てでまとまっています。
1、この3分間で組織が変わる
2、その瞬間をつかまえる
3、そこに、コーチングの場所をつくる
4、このことについてコーチングする
5、コーチ型マネージャーの時代

以下、上司を「教師」、部下を「子ども」に置き換えて記します。
1、この3分間で組織が変わる
教師は、子どものために考える時間(3分)を持ち、
その子どものために声をかける時間(3分)をとります。
それによって、子どもは成長し、集団も成長します。

子どもは声をかけられた後、心のうちで考えます(セルフトーク)。
ですから、行動へ移るプロセスは、気づき、即行動ではありません。
「気づき→考え→選ぶ→行動」が子どもが動き出すプロセスです。

2、その瞬間をつかまえる
子どものことをよく観察します。
問題が起こる前に、話をします。
これは、予防的教育相談のようなものですね。いじめ防止にもつながります。

声をかける場面は、物事の始まり、不測事態のときにすぐ
うまくいっているときこそ、フィードバック(できてるよ、がんばってるよ)をする。
これが分かっていてなかなか難しいですね。
やっていて当たり前とつい思ってしまいがちですから。
でも、このような承認(アクノウリッジメント)によって、人は成長します。

子どもの話を聴くことです。
アドバイスを求めているのではなく(大人も子どもも同じですね、分かって欲しいんですね)、
行動に移せるアイデアをいっしょに考えたいのです。
この聴く姿勢が教師にあれば、子どもたちは問題に直面した時、
自然と教師に相談をするでしょう。

3、そこに、コーチングの場所をつくる
声かけは、「ソレダヨ!」と承認(アクノウリッジメント)することです。
子どもに話しをさせる条件は、
「ラポール(信頼関係)、居場所、かかわりが深い、好意を持って接している、毅然とした要望で尊敬を」

4、このことについてコーチングする
教師は、子どもの目標をコーチングします。
目標をスモールステップ(マイルストーン)化するためにも、「問いを共有」します。
教育場面でいう、その子の課題でしょうか。
人はそもそも一番自分に関心があるので、学級全体のことよりも、自分のことに興味が行きがちです。
そこで、子ども自身のことに目標を設定してあげるのです。(フィードフォワード)
さらに、リソース(今、できていること)を活用します。
これは、ブリーフセラピーにも共通しますね。「今うまくいっていることをせよ!」です。

5、コーチ型マネージャーの時代
コーチ型の教師が求められる時代です。
かかわりが増えれば、生産性(教育分野でいう教育効果)があがります。
子どもに「変化」を起こさせるには、今もっている意識より変化したほうが得をすることに気づかせることです。
教えることより、気づかせる。やらせることより、やる気にさせる、やりだす。
教師は、常に好奇心の旺盛で楽しく、子どもの生き方のモデルであり、
そこまでやるか!ときめこまかなコーチ型教師が求められています。

だから、3分間でもいいから、子どものことを考えて、3分間子供と会話をするのですね。
優れた教師は、コーチングという概念を持っていなくとも、自然とやっていますね。
その子を良くしたいという願いから。

コーチングを学ぶことで、上意下達の威圧的な指導は減っていくでしょう。
われわれ教師は、「教えること」の質をもっと高めていく必要がありますね。
このコーチングは主に、生活指導に活かせそうです。
あしたはどの子とコーチングしますかな?
MM 3分コーチ

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