とげとげ★先生の教育本フォトリー日誌

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57冊目! 「教えるということ」 ★★★★★

著者:大村 はま
出版社:筑摩書房

 

ランク:A
オススメ度:★★★★★ もう一度読みたい度:★★★☆☆ 読みやすさ:★★★★

 

名著の中の名著です。

教師ならば一度は読んだことのある本だと思います。

この本は、大村はま先生がご講演なさったものをまとめたものです。

 

初任者の頃を振り返ってみようと、もう一度、紐解いてみました。

あの頃の、この本にとても反感を持っていました。

しかし、今なら大村はま先生がおっしゃる言葉も教師として素直に入ってきます。

 

教師という仕事は、小手指のテクニックや関わり合いではなく、

「子どもを教育する」という高い職業意識をもち、自分を鍛え研究しなければならない。

 

大村はま先生はとても厳しい人です。

この厳しさは子どもに対してではなく、自分に対してです。

 

本当に子どもの自立を考えています。

だからこそ、その一時間たりともの授業を無駄にはできないのです。

子どもにとっては、唯一の時間だからです。

初任者だろうと、熟練教師だろうと、同等に質の高い教育をしなければなりません。

また、熟練者は経験でいくらでもうまくやれます。

ですから、常に新しい指導法を見つけ、自己研鑽していかねば、

若さを保ち子どもたちに効果的な指導ができません。

 

つまり、教師は、研究しなければならないのです。

未来を作る大いなる可能性を持った子どもたち。

伸びたいと心底望んでいる子どもたち。

はま先生は子どもを尊敬しています。

 

こんな玉のように輝く可能性を持つ子どもたちを磨きをかけるため、

教師は、子どもに身に付けさせなければならないことをしっかりと

目標にすえて指導に臨むのです。

子どもが、できていること、できていないことへ厳しい眼を持ち、

勉強できるように指導を工夫します。

 

一生懸命で、優しく、親切などは教師として「あたりまえ」なのです。

頭をなでてやる。いっしょに遊んでやることは、「2~3流」の教師のすることなのです。

 

一流の教師とは、子どものつまずきは授業の甘さであると、自己を猛省します。

ここに職業意識の高さが見られますね。

専門職としての教師は、的確な指示と発問、教材の選定、切り口、

話し方を常に活かして授業ができるのです。

熟練の教師は授業の中で、子どもたちと関係を深め、子どもを伸ばしていけますからね。

 

私は、このような話を初任者の時に受け入れるだけの素地はありませんでした。

この話の内容は、当時の自分には苦しいことでした。

子どもに慕われ、幸せな環境の中で授業をしたい。

これが本音でまだまだ、子どもたちへの確固とした今のような教育理念はありませんでした。

今だからこそ、いっしょに遊ぶことは教師としての本分ではないことはわかりますが、

まだまだ、若さゆえの未熟な教師です。

一生懸命にやるには、まず、子どもたちとのつながりを持ち、

「あの先生好き!」「先生もきみのこと好き!」と関係ができて、

授業の楽しさに入っていけるのではないのでしょうか。

結構、教科の好き嫌いは「あの先生が好きだったから」ではないでしょうか。

現代の教師は、人間関係スキルもしっかりと身につけておく必要があると私は、感じております。

 

ですから、この本は初任者よりも、中堅、ベテランの先生方にお勧めします。

現在、私は身を引き締める思いで読みました。

教師は、子どもに乗り越えていってもらえる存在でありたいものです。

私たちは、未来を託す子どもたちの教育者だからです。

そんな自立した子どもたちを育てるためにはやはり、教師は勉強ですね。

自己研鑽、みなさん、ともに励みましょうね。

MM 教えるということ

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この記事のコメント

ブログ引き続き、読ませてもらっています。

教師の仕事というものは、大変厳しいものなのですね。
生半可には出来ない職業という認識が
日に日に強くなっています。

とげとげ先生に比べて
私は怠けた母親で、すぐ感情的になり、
旦那さんや家族にも毎日迷惑かけっぱなしです。
感謝をしているのに、感謝を忘れています・・・。
母親、いや人間としての価値がありません。

3歳までに子供の母親の価値が決まるようです。
余裕を持つことさえ出来ず、感情的に怒ってしまいます。
時には手をあげることも。
小さいとはいえ、子供も私に対して反抗しています。

反抗もひとつの感情のぶつけ方なのでしょうね。
これではいけません。
思いやりを持って、少しでも子供に接することが
出来るように取り組んでいきたいと思います。

なんだか愚痴になってしまってごめんなさい。

自分の子供に優しく出来なければ、
他人にも優しさを持つことは出来ませんよね。

子供から学べることの大切さをかみ締めないと!
2008-05-27 Tue 00:07 | URL | ちくぜん #-[ 内容変更] | top↑
ちくぜんさん、こんばんは。
とても心にしみました。

私も本来、怠け癖が絶えない人間です。
思いが強すぎ、感情的になって叱ってしまうことも多々あります。
そして、同じように反省してよし!あしたこそ!とがんばろうと努力します。

同じですねぇ。

「思いやりは時間のゆとりから生まれる」なんてありました。
仕事や家事、家族のことなど追われる事が多い中、
最近、どれが80:20の効果的な20%かなぁ?と考えています。
私の幸せ感をアップする20%は妻へのマッサージでしょうか?
タイ式もずいぶんとうまくなりました。

ほっと、一休みしながら、自分を大切にいきましょうよ。
私は、やっぱり、ブログを書くことやメッセージをもらうことで、元気がわいてきます。
怠惰な自分が50冊いくとは到底思えませんでした。
まわりの支えがあってからなんでしょうね。
ちくぜんさんからもパワーをもらっています。
「ありがとう」と感謝です。

さて、元気がでることってなんでしょうか?
まだまだ、身近な所にたくさんありそうですね。


2008-05-27 Tue 22:35 | URL | とげとげ★先生 #-[ 内容変更] | top↑
奥さまへのマッサージで、
幸せ感がアップするなんて、素晴らしいです。
それぞれが幸せになるマッサージ、まさに理想です!

結婚すると女性の体には何かと負担が掛かります。
(もちろん男性も負担がある訳ですが)
定期的に続けて頂けたら・・・と思います。

育児を始めてから私のマッサージへの欲望は、
ますます高まっています。
私も旦那さんにちょくちょく頼んでいますが、
それだけでは足りないのが現状です。
子供って意外に重いんですよね。
一日中、背中や腰の痛みと闘うのはしんどいです。


子供の叱り方を勉強しなくちゃいけないな、と思っています。
叱り方、言葉の掛け方で子供の人生が変わるのですから
親としてはきちんと勉強しなくちゃいけませんね。

ゆとりをもって、育児が出来ように自分でも努力しなくては。
2008-06-03 Tue 00:32 | URL | ちくぜん #-[ 内容変更] | top↑
ちくぜんさん、こんばんは。

マッサージは奥が深そうです。ただいま修行中。

子どもの叱り方、言葉の掛け方、なにかお勧めの本があったら教えてくださいね。私も探してみます!
2008-06-04 Wed 02:20 | URL | とげとげ★先生 #-[ 内容変更] | top↑
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