とげとげ★先生の教育本フォトリー日誌

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46冊目! 「教育力をみがく」 ★★★★☆

著 者:家本 芳郎
出版社:子どもの未来社

ランク:B
オススメ度:★★★★☆ もう一度読みたい度:★★★★☆ 読みやすさ:★★★☆☆

教師にとって必要な力はどのようなものでしょうか?

大きく、3つあります。

1 指導力  2 管理力  3人格力 です。

 

さらに、指導の手順、技術、研鑽について明かし、

子どもたちの自治の力の伸ばし方について言及しています。

 

指導の力量は「説得」にあります。

子どもが、「なるほど、そのとうりだ。よし、そのようりにやろう」と思えるかです。

人格の力量は子どもに好かれること、それには、褒める力を持っていることです。

管理の力量には、制止する力です。

この制止は子どもとの関係性の上で成り立つので、

3つの教育力は互いに深く相補し合い、関わっています。

 

指導手順には、

「時間軸」:いつまでに、緊急か、今週中か、今年中か

「軽重」:どの程度の徹底するのか

「対象」:だれに、全員か、個人か、特殊か

この3つを基本に進めます。

つまり、指導にもしっかりとした、教材研究があるのですね。

 

指導の技には、

注意だけでは効果上がりません。

まず、しっかりと実態をつかみ、

教師が範を示し、子どもへ勧誘するのです。

この範を示すことが大切ですね。

ついつい語りだけで動かしがちなので、反省です。

また、子供同士に案を出させ合う方法もあります。

アドラー心理学のテクニックに近いものがありますね。

 

教師集団の指導の統一化については、

指導の目標は共有しますが、やり方は、個人で実践し、

その実践を交流し合うことがもっともよいとされます。

つまり、実践方法は、教師個人に適した方法が望ましいのです。

 

一番興味があったのは、子どもたちの自治についてです。

自主性を育てるには、

1見本を見せ、2いっしょに取り組み、3やらせて、4かわりばんこで

といった段取りを踏みます。

まるで山本五十六の「やってみせ 言って聞かせて させて見せ ほめてやらねば 人は動かじ」ですね。

 

集団の自治を育てるには、リーダーを育てねばなりません。

どの子にも、リーダーになるチャンスを作ります。

そして、教師は、子どものチャレンジする行為行動を支えてあげるのです。

1、教師がリーダーシップを発揮し、

2、リーダー群を組織し(班長会議など)、

3、リーダーに呼応する「隣」づくりをします。

 

みんなで決めたルールを守るコツは、以下の4つです。

1、本音で語って決めること

2、守れる約束のみ決めること

3、守れるように取り組むこと

4、当たり前のことでもルールにしていくこと

 

最後に、指導する「言葉」を磨くには、

1、勧誘型で話す。

2、エピソードで語る。

3、子どもの行動を善意で捉える。

4、限りなく優しくする。

5、ありがとうを言う。

6、聴き上手になる。

7、褒め上手になる。

8、長い話は聞かせる工夫をする。

 

この本は、今まで、漠然として捉えていた教師の指導力について

わかりやすくまとめている本です。

経験のある先生には、すでに、実践していることや、分かっていることもありますが

この1冊で教師の仕事力全般をズバリ言い当てています。

少し残念だったのは、教科指導への言及が少なかったことです。

しかし、この先生の情報の発信力の多さには、感嘆です。

さらに、分野読みをしていこうと思います。

 

MM 教育力の磨き方

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