とげとげ★先生の教育本フォトリー日誌

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21冊目! 「子供を動かす法則」 ★★★★★

著 者:向山 洋一
出版社:明治図書出版

ランク:A

オススメ度:★★★★★ もう一度読みたい度:★★★★☆ 読みやすさ:★★★☆☆

 

教師ならば知らない人のいない存在、向山洋一先生。

一度、食育の講演で拝見したことがありました。

もう悟ってしまっている教祖のような話し方でした。

つまり、オーラを持っているような・・・。

 

TOSSサークルなどは、好き嫌いはありますね。

でも、私はこの本は読まなくして教師は語れないと思っています。

なんていったって、教師1年目にしてこの本さえ読めば、子どもを本当に動かせるようになるからです。

 

そうなんです。この本には数珠の教育技術が語られているのです。

技術なので、練習さえすれば、身に付けることができます。

そして、同時に毎年毎年、少しずつ教育への思い「教育理念」をすこしずつ確立していく。

これによって、初めて教師と呼べるスタイルが確立していくのではないでしょうか。

 

私自身は、向山洋一先生へ賛同もします。また、反論もします。

つまり私は、折衷主義。おいしいとこどりなんです。

 

内容ですが、子どもを組織するには

①やることの提示、②やり方の決定、③最後までやりとおす、の3つを軸に説かれています。

この「やることの提示」には、イメージができ、具体的であり、子ども全員ができること。

「やり方の決定」は「what?」「who?」「when?」の要素を持ち、

「やりとおす」には、進行をチェックし、進歩を褒め、問題処理する。

といったような、常にビジネス書で説かれているような、全ての組織に通じていることでした。

 

また、「八割主義」「プロとアマ」「指名なし発表」「合格・不合格」「跳び箱の跳ばせ方」「チャレラン」など

何度も目にしてきた向山キーワード盛りだくさんです。

 

向山先生はプロに必要な要素の一つとして、「読書」を強調されています。

教師ならばこれだけは読んどけよ!的な本の紹介が散らばっています。

もちろん、カーネギーの「人を動かす」や「知的好奇心」など、名作ばかりです。

 

この部分には、とても共感を得ます。

やはり私は、同世代の教師が少ない中だったので、切磋琢磨するには読書からの入り口でした。

良いと呼ばれるものは何でも読もうと努力してきました。

そこで、本からの学びが血となり、肉となり、曲がりなりにも自分の教育への哲学となっていきました。

本との出会いは、大切な人との出会いのようなものだと思っています。

 

しかし、この本への反論もあります。

いじめの「弱肉強食の社会構造」の項目では、教師が権威を持つといったような意味合いでしたが、

もうすでに、縦社会の文化が学級に根付いてしまった場合には、

常に「勝つか負けるか」の子ども対教師の権力闘争となってしまうと思います。

いわゆる、winwinI am OKYou are OKの関係になれない。

そこで、お勧めするのが、横とのつながりを持って、権威的にならずに、しかも協力して育てていく組織。

アドラー心理学がとても有効だと思います。

これを軸に学級経営した年度は、多少、規律にルーズだったけれども

心がつながり、今でも多くの子どもたちとつながっています。

アドラーについては、お勧めの本があるので、追って紹介していきたいと思っています。

 

「清濁併せ呑む」

まずは、素直にいろんな人の思想に触れることからだと思います。

教育は理念だけでも、技術だけでもできないものだと思います。

理念を支えるだけの、指導技術が無ければ。技術に裏づけされた、理念が無ければ。

 

節目、節目で読み直したい書物です。私の人生に影響を与える書物でした。

MM 子供を動かす法則

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