とげとげ★先生の教育本フォトリー日誌

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149冊目! 「強育論」 ★★★☆☆

強育論-The art of teaching  without  teaching-

著者:宮本 哲也
出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
出版日:2004/03/17 ¥ 1,470

MM 強育

オススメ度:★★★☆☆ もう一度読みたい度:★★☆☆☆ 読みやすさ:★★★★☆

TODOリスト:子どもへの期待が本当に子どものためになっているのだろうか、見直してみよう!

 

 

塾の講師の方が書かれた本でしょうか、とても情熱的な本でした。

熱いといっても、熱血ではなく、厳しさの中に思いがある内容でした。

 

「親が子どもに依存すること」について徹底的に厳しく述べられています。

受験を通して、親のもつ考え「子どもへ~してあげたい」という依存的な甘えを、分かりやすく説明してくれます。

また、受験を通し、親がもつその子どもへの期待は、本当に子どものためになっているのでしょうか。

親は子どもに、自分のコンプレックスを肩代わりしてもらっていないでしょうか。

親の子どもを強く育てる視点を見直す機会となる本でした。

 

さて、私は受験への取り組みについて究極的に賛成です。

何か目標を定め努力すること、その過程で学ぶ技術や段取り

周りの人のサポートへの気づきなどはとても大切なことだと思います。

真剣に何かに打ち込む経験はとても必要だと思います。

 

しかし、最近とても残念な実態があります。

受験勉強のために「学校を休ませて調整し、受験に臨む準備欠席」することです。

私は、このような実態を目の当たりにすると

学校とは一体何をするところなのだろうか?と突きつけられている気がします。

ここまで熱心に受験に打ち込むのなら「心」「技」だけでなく、

「体」の健康もしっかりと整えながら準備しなければいけないと思います。

このようなバランスに欠けた受験への取り組みでは

本当に人間としての知識・知恵を身に付け、自立させる教育ができるのでしょうか。

 

学校は勉強だけでは決してありません。

この3学期、卒業近い時期だからこそ、学級での取り組みが一番、心や人とのつながる力を育てるはずです。

学校は、礼儀や思いやり、マナー、しつけなど、集団で生活し助け合う社会には必要なことを学びます。

この価値を抜いて学校は語れないと思います。

ですから、学校にもそれにふさわしい、指導をする使命があり、期待に応えなければなりません。

受験調整のために欠席をする実態を、時代の流れと思わずに、我々教師に何かできることがあるはずだと思います。

 

この本は、親は子どもを自立させるためにも

「子どもを信頼してあげること」がなによりも重要だとメッセージが込められています。

 

ちょっと受験にのめり込みすぎているかな?とアンテナをふるわせている方にぜひ読んでいただきたいです。

教師も同じように、親もしっかりと教育理念を持つことが大切な時代です。

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