とげとげ★先生の教育本フォトリー日誌

教育に生かせる良書を発掘中!フォトリーディングとマインドマップで情報発信!

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152冊目! 「幸せな子」 ★★★☆☆

幸せな子 アウシュビッツを一人で生き抜いた少年

著者:トーマス・バーゲンソール
出版社:朝日新聞出版
出版日:2008/10/21 ¥ 1,890

MM 幸せな子

オススメ度:★★★☆☆ もう一度読みたい度:★★★☆☆ 読みやすさ:★★★☆☆

TODOリスト:アウシュビッツ訪問を30代で必ず実行!

 

 

かのようなユダヤ人虐殺の苦境にいる中、なぜ、著者は「幸せな子」と呼べるのでしょうか。

 

『アウシュビッツを一人で生き抜いた少年』とサブタイトルにはあります。

しかし、少年トミーはいろんな人に生かされて、強制収容所から生き抜くことができました。

だからこそ、タイトルに『幸せな子』とあるのだと思いました。

 

この中に出てくる、優しさをもっている大人たち

ナンセンさん、医者のライター先生、人間の持つ「愛情」に触れる経験がこの本からできました。

 

しかし、ドイツナチスの筆舌し難い虐殺にやはり怖さを隠せませんでした。

『死ぬことが日常となり、自分の死へも無関心となる』

『この無関心となるすばらしい感覚』

といったように、人の命、自分が生きることへも無関心となってしまう感覚

そうでないと、生き延びていけない環境

本当に恐ろしいと感じます。

 

この本からは、人間の持つ、「恐ろしさ」だけではなく、「優しさ」に触れることもできました。

ぜひ、この本に合わせて「夜と霧」も読んでほしいです。

私は、このフランクルの人間の見方に強く勇気づけられた経験があります。

暗い気持ちからも、生きるすばらしさを感じることができるはずです。


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151冊目! 「HEALHT HACKS!」 ★★★★☆

HEALTH HACKS! ビジネスパーソンのためのサバイバル健康投資術

著者:川田 浩志
出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
出版日:2009/02/18 ¥ 1,512

MM health hack


オススメ度:★★★★☆ もう一度読みたい度:★★☆☆☆ 読みやすさ:★★★★☆
TODOリスト:そうだ!ジューサーを再開しよう!

この本、エビデンス(科学的証拠)を前提に書かれていてとても説得力ありです。
そして、ビジネス書好きな著者のため、各項目があの著名なビジネス書タイトルに似せて作ってあります。
これがまた秀逸で、元ネタを知っていればさらに楽しんで健康について学べます。
私、このネタ全部しってました!何だか嬉しい。

さて、私自身を振り返ってみて、何か健康二期を就けていることはなんでしょうか。
1 毎週末四時間バスケットボールをしている
2 往復21km一時間の自転車通勤で有酸素運動(ジャンプ膝の解消にもってこいでした)
3 読書しながら半身浴
4 水2Lを毎日とる

ちょっと前までは、
1 ミキサー、ジューサーにこっていた。
2 マクロビオテックにひかれ、玄米食

結婚してから食生活の変化
1 毎朝妻が作ってくれるフルーツ入りのヨーグルト(感謝感謝)
2 母の作ってくれた味噌をつかっての味噌汁(なかなかうまい)

あまり健康法らしいことはしてませんが、運動は好きで続いています。
運動と食生活を見直すには、この本とてもおもしろいですよ。
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150冊目! 「分かりやすい教え方の技術 」 ★★★★★

「分かりやすい教え方」の技術(ブルーバックス)

著者:藤沢 晃治
出版社:講談社
出版日:2008/12/19 ¥ 840MM 教える技術

オススメ度:★★★★☆ もう一度読みたい度:★★★☆☆ 読みやすさ:★★★★★

TODOリスト:心構え、そして技術を持っている教師となること!

 

今までの経験、そして学んだことを「教育理念」と「指導技術」の視点から、

脳科学や成功哲学もふまえ、分かりやすく体系化してもらえた、とてもスッキリした本でした。

 

分かりやすいシリーズでいつか出るかと思っていました「教える」本です。

分かりやすいシリーズの著者が記すだけあって、とても内容が分かりやすく読みやすいです。

しかし、新書版のこの本にこれだけの内容をまとめる技術にとても感嘆しました。

 

私が思うに、これは教えるプロセスに必要な内容項目がまとまっている本です。

ですから、本に記されている項目を実践化し、具体的な指導場面に当てはめていく「アレンジ力」が必要です。

この本を読んだだけでは、何ら指導力は変わりません。

何のため、何をするのか?しっかりと見据えて自分の理念に沿った指導方法の確立が必要です。

はやり、近道はないようです。


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149冊目! 「強育論」 ★★★☆☆

強育論-The art of teaching  without  teaching-

著者:宮本 哲也
出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
出版日:2004/03/17 ¥ 1,470

MM 強育

オススメ度:★★★☆☆ もう一度読みたい度:★★☆☆☆ 読みやすさ:★★★★☆

TODOリスト:子どもへの期待が本当に子どものためになっているのだろうか、見直してみよう!

 

 

塾の講師の方が書かれた本でしょうか、とても情熱的な本でした。

熱いといっても、熱血ではなく、厳しさの中に思いがある内容でした。

 

「親が子どもに依存すること」について徹底的に厳しく述べられています。

受験を通して、親のもつ考え「子どもへ~してあげたい」という依存的な甘えを、分かりやすく説明してくれます。

また、受験を通し、親がもつその子どもへの期待は、本当に子どものためになっているのでしょうか。

親は子どもに、自分のコンプレックスを肩代わりしてもらっていないでしょうか。

親の子どもを強く育てる視点を見直す機会となる本でした。

 

さて、私は受験への取り組みについて究極的に賛成です。

何か目標を定め努力すること、その過程で学ぶ技術や段取り

周りの人のサポートへの気づきなどはとても大切なことだと思います。

真剣に何かに打ち込む経験はとても必要だと思います。

 

しかし、最近とても残念な実態があります。

受験勉強のために「学校を休ませて調整し、受験に臨む準備欠席」することです。

私は、このような実態を目の当たりにすると

学校とは一体何をするところなのだろうか?と突きつけられている気がします。

ここまで熱心に受験に打ち込むのなら「心」「技」だけでなく、

「体」の健康もしっかりと整えながら準備しなければいけないと思います。

このようなバランスに欠けた受験への取り組みでは

本当に人間としての知識・知恵を身に付け、自立させる教育ができるのでしょうか。

 

学校は勉強だけでは決してありません。

この3学期、卒業近い時期だからこそ、学級での取り組みが一番、心や人とのつながる力を育てるはずです。

学校は、礼儀や思いやり、マナー、しつけなど、集団で生活し助け合う社会には必要なことを学びます。

この価値を抜いて学校は語れないと思います。

ですから、学校にもそれにふさわしい、指導をする使命があり、期待に応えなければなりません。

受験調整のために欠席をする実態を、時代の流れと思わずに、我々教師に何かできることがあるはずだと思います。

 

この本は、親は子どもを自立させるためにも

「子どもを信頼してあげること」がなによりも重要だとメッセージが込められています。

 

ちょっと受験にのめり込みすぎているかな?とアンテナをふるわせている方にぜひ読んでいただきたいです。

教師も同じように、親もしっかりと教育理念を持つことが大切な時代です。


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148冊目! 「座りなさい!」を言わない授業―落ち着きのない子、大歓迎!」 ★★★★★

著者:西川 純
出版社:東洋館出版社
出版日:2004/10 ¥ 1,890

MM 座りなさいと言わない

オススメ度:★★★★★ もう一度読みたい度:★★★☆☆ 読みやすさ:★★★★☆
TODOリスト:学び合い使った授業により、子ども同士の学び合う態度を育てる!


今の私にズバッと必要な気付きが多い本でした。
最近、あたりの本に巡り会うのが本当に多いです。

QUの学級満足群を挙げる研究を進めています。
先日の調査では、満足群が97%、よくたすけあっているこどもたちです。
ようやく学級もできあがってきたようです。

学級満足群を向上するために、仮説を立てています。
「児童と教師の信頼関係を築く取り組み」(教師からの徹底的なストローク)
「児童相互の遊び集団の育成」(集団遊びの介入と発展)
この2本立てで取り組んでも十分効果が高かったのですが
やはり授業でもうすこし工夫できないか思案していたところでした。
そこでこの本に巡り会いました。

仮説3「児童相互の学び合い集団を授業で育成する」ことで、学級満足群が安定するはずだと考えました。
この本は、発達障害の落ち着きのない児童の対応方法の本ではなく
学び合いを促進するための「立ち歩き歓迎」の授業形態です。
分からないことや、難しいことをすべて教師とのやりとりで学ぶのではなく
子ども同士の教え合いを通して、互いに関係を作りながら深く学んでいくスタイル。
まさに、子ども達の関係作りと、学力向上の2本柱をうまく実践できる方法だと思います。

すこし、研究ライクな取り組みで気が引けてしまいますが、方法が明らかになれば
誰にでも再現性がある実践方法をシェアできるはずです。
今後、QUの取り組みに注目していきます。
QUに興味のある方ご連絡ください。
情報交換して、一緒に研究しましょう。

元来、学生時代からキャンプリーダーをしてきた私は、子どものもつ力を存分に信頼していました。
ですから、野外活動をしていても、徹底的に放任スタイルでかかわっていました。
「リーダーの私は遊びを提案してくれないけれど、自分たちで考えるとけっこううまくできるんだなぁ」
そんなことを学びとってほしかったものでした。
時に、火を付けられずに真っ暗の中夜を過ごした火もありました。
次の日、火おこしができるようになった喜びと技術は感動ものでした。

そんなおもいで、教育現場に踏み込んでもなかなか、教え込むスタイルなじめずにずいぶんと苦い思いをしていました。
この子ども達の持つまだまだ秘められている力を存分に引き出す可能性が、この「学び合い」にはあると思います。

しかし、この本には詳しく書かれていなかったけれども
まだ、学習規律が学級で確立されていないクラスでの学び合いの取り組みは、かなり荒れてしまうかと思います。
学びとしての規律、話を目で聞く、ものを持って聞かない、「はいっ」と大きな返事、授業の始まり終わりの礼(最近、メンタルトレーニングとして授業の礼をつかっています)などの態度教育が低いクラス、学びに心が向いておらず、受け身になっている状態では、収集がきかなくなってしまう恐れがあります。
諸刃の剣、良い点と悪い点があります。
清濁あわせのみ、バランスよく、長所発揮できる用に私なりにアレンジしていきたいです。

この本は、とても刺激的で挑戦的です。
かなりモチベーションが高まった本でした。
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147冊目! 「一瞬で自分を変える法 」 ★★★★★

一瞬で自分を変える法―世界No.1カリスマコーチが教える

著者:アンソニー ロビンズ
出版社:三笠書房
出版日:2006/11 ¥ 1,470

オススメ度:★★★★☆ もう一度読みたい度:★★★★★ 読みやすさ:★★★★★
TODOリスト:NLPの勉強も

Unlimited power1


今、出会えたから、とても共感できる本でした。
カウンセリング理論、メンタルトレーニング理論、コミュニケーション理論、自己啓発など
今まで学んできたことがとても体系立てられて、とても分かりやすく情熱的に語られている本でした。
このような理論などはNLPとしてまとまっていたことを知らずにいました。

教職につくと、子どもとの関わりにカウンセリングの技術やスポーツ指導にはメンタルトレーニング、
もちろん、保護者や関係作りにもコミュニケーション理論、目標設定の技術などの自己啓発、どれも欠かせないもの。

でも、この本一冊ですべての内容を理解しようとすることはムリです。
繰り返し読みながら、自分の経験と照らし合わせ、この分野について学んでいく姿勢が必要です。
不思議なもので、NLP関係の本を先日いくつか購入したばかりでした。
こんな偶然があるのですね。
さっそく、洋書と、英語のオーディオブックを購入しました。
Unlimited Power

著者:Anthony Robbins
出版社:Simon & Schuster Sound Ideas
出版日:2000/02 ¥ 1,277

Unlimited Power: The New Science of Personal Achievement

著者:Anthony RobbinsJoseph McClendon
出版社:Free Pr
出版日:1997/12/22 ¥ 1,411


しばらくは、通勤の自転車学習は、英語付けです。

読み終わって、あぁ、自分が学んできたことってこんなことだったんだと、とてもすっきりとした気持ちになれた本でした。

MindManager Pro 7 日本語版 シングルライセンス / デジタル類語辞典購入4305円割引き特典キー / 無料電話サポート 0120-915-976

著者:不明
出版社:マインドジェット
出版日: ¥ 43,980


※マインドジェットから出ているマインドマネージャでこの本をずばっと四本柱のマップでまとめてみました。
私個人としては、BUZANのiMIND MAPより、こちらの法が整理するに適していると思います。
iMIND MAPは、発想するときに有効だと思いますが・・・。
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145冊目! 146冊目! 「お金と英語の非常識な関係 上・下」 ★★★☆☆

お金と英語の非常識な関係(上) 神田昌典&ウィリアム・リード、スペシャル対談CD付き

著者:神田 昌典
出版社:フォレスト出版
出版日:2004/07/17 ¥ 1,365

お金と英語の非常識な関係(下)―神田昌典の全情報ソース付き

著者:神田 昌典
出版社:フォレスト出版
出版日:2004/07/17 ¥ 1,365

オススメ度:★★★☆☆ もう一度読みたい度:★★★☆☆ 読みやすさ:★★★★★

TODOリスト:二冊目の洋書に挑戦!

MM お金と英語

 

私が学生の頃、インドに一人旅に行ったことがありました。

夜遅く首都のマハトマガンディー空港につくと、うすぐらい空港の中に愛想のない関税官

「あぁ、インドに来たなぁ」と思ったのもつかの間、さっそくインドの洗礼を受けました。

空港を出た入り口には黒い人だかりが山のようで、白い目がギロギロと獲物を狙いようにこっちを狙っています。

空港は夜の二時というのに、人人人!

全員がインド人の客引きでした。

空港内の閑静とした雰囲気とは全く異なり

タクシーの相応と客引きにもみくちゃにされた記憶は今でも鮮明に覚えています。

 

ついこの間、これと同じ体験を、池袋のジュンク堂に行ったときにしました。

そう、英語のコーナーに行ったときです。

「三日で話せる英語~」「TOEC800が確実な~」と

英語関係の本はまるでインドの客引きのように私を圧倒、誘惑してきて、しばらくの間呆然としてしまいました。

今、英語関係の本は所狭しと並び、英語情報が大氾濫している。

どの本を読んだらよいのかよぉ~

そんな思いに駆られてしまう体験をしました。

 

とまぁ、前置きが長くなってしまいましたが、今、英語を改めて勉強しようと思ったら

「どの参考書を使ったらよいのだろうか?」と大いに迷ってしまう。そんな時代です。

私自身、洋書を今年は一冊読もうと新年の抱負マインドマップに書き込み、意気揚々と本屋に乗り込んでみたけれども

どの本に手を出していいのか暗中模索となってしまいました。

 

しかし、洋書を読む目的にあたって、まさにぴったりの本と巡り会えました。(やはり本屋に繰り返し足を運ぶことですね)

この神田昌典さんの「お金と英語の非常識な関係 上下」です。

神田さんは、速読情報処理のフォトリーディング、ダイレクトレスポンスと言った加速学習や経営手法を日本に紹介し

今ではマインドマップの第一人者と呼べる方です。

この本は、この神田さんがユニークな視点で書き下ろし

「英語をより効果的に使って、ビジネスでも読書でも必ずできてしまう」といった優れたノウハウ本です。

 

フォトリーディングも使うし、優れた脳の活用本「頭脳の果て」に紹介してあった方法もいくつか活用されています。

神田さんは

「海外の文献や情報には日本でビジネスチャンスになるものがダイヤの原石のように転がっている。

しかし、英語嫌いからこの情報にアクセスせずに、終わってしまい情報鎖国となっている日本がある」と言います。

そこで、

「今まで習った中学英語で、英語圏の人とコミュニケーションをとり、英語の本の情報をインプットしていきましょう。

それには、日常会話やぺらぺらは話すこと、嫌いな発音を捨ててしまおう」と、新しい視点を提案しています。

神田さん自身がこの方法で成功しているため、とても説得力のあるものでした。

 

私自身、この方法をダイレクトにためすことはまだまだできませんが、

洋書を読みながら、この洋書のオーディオブックを聞いています。

最近、挑戦している洋書は「the 7 habits of highly effective people」です。

あの名著「七つの習慣」です。

でもまだ、第2の習慣にようやくたどり着いたじっくり読みです。

このオーディオ自体も13時間とかなり長いものですが

コービィ先生自身が録音しているので、かなり情熱的で楽しめます。

英語圏の文献は本当に有益なものが多くありますね。




著者:Stephen R Covey
出版社:Simon & Schuster
出版日:2002/09/16


 


この調子で、英語の教育文献にも挑戦していこうと思います。

海外の教育実践を英語で読めるようになると、自分の教育理念や教育方法にも幅が広がるはずです。

このように英語を活用していけるといいなぁ。と心から思います。

誰か一緒に、教育英語文献に挑戦しませんか?


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144冊目! 「人生生涯小僧のこころ」 ★★★★★

人生生涯小僧のこころ―大峯千日回峰行者が超人的修行の末につかんだ世界

著者:塩沼 亮潤
出版社:致知出版社
出版日:2008/03 ¥ 1,680


オススメ度:★★★★★ もう一度読みたい度:★★★★★ 読みやすさ:★★★★★
TODOリスト:日常の同じ事の繰り返しこそ、神様がくれた行だと思い日々精進

MM 人生生涯小僧のこころ


ついに来ました!100冊に一冊あるかないかの大当たりの本!
オススメ度、もう一度読みたい度、読みやすさどれも申し分なく★5つです。
文句なしにオススメできます。

著者は1000日間、往復48kmの大峰山(高低差1300m以上)毎日歩き通す行をなしきった方です。
その著者から語られる、行の深さと生きることの深さ、体験に裏付けられる力強い説得力を持ちます。
なによりも、「辛いときこそ読んで元気になる本」です。

この行は、一度入ると途中でやめることができません。
やめるときは、脇に刺している短刀で腹を切るか、紐で首をくくらねばならないという厳しい掟があります。
しかし、著者はそんな修行を「夢見て」寺の小僧となり、なんと千日回峰行を成し遂げてしまった方なのです。

毎日は「悪いか最悪か」のどちらかしか無く、その辛い修行を筆舌しがたく、胸を打つ場面ばかりです。
膝は悪いのは当たり前、歯の痛みで気を失い、胃の痛みで一歩の歩けずという場面。
ハラハラどきどきの展開です。
こんな辛い場面に出会うからこそ、見えてくる「気づき」にとても、感動させられます。

大雨の中、小さなおにぎりをかみしめているとき、ふと涙があふれ出てきたと言います。
感謝です。
当たり前にご飯が食べられること、一日帰れば寝る場所があること、ほんの当たり前のことに感謝できるようになった。
こんな状況でどうして感謝できるの?と思わず正気を疑ってしまうほどですが
この体験をしたからこそ、しぼりでてくる言葉。
がつんと心を打たれてしまいました。

私自身「感謝」をもって、自分の教育理念としていましたが、自分の浅さに打ちのめされてしまいました。
日常の何気ない繰り返し、その中にこそ意味があり、同じ日の繰り返しなど決してないことを教えてもらいました。
日々の同じように繰り替えされる生活にこそ、深い行があるのかもしれません。
感謝の念を磨くためにも、「今日より明日、明日よりあさって」と主体的に物事に挑戦していきたいと思います。


ここでは紹介しきれない、修行の中からの気づきと教え。
ぜひ、この本を手にとって読んでください。
社会に初めてでていくフレッシュな新人の方、今、辛くてこころが折れそうな方、
そんな方々に読んでいただきたい本です。
ものすごく、エンパワーメントさせられる本です。

最後に、人生で一番大切なことという項目で、こう書いてありました。
「人生で一番大切なことは、足ることを知ることと、人を思いやること」

この本との出会いに感謝。

 
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143冊目! 「それでも人を愛しなさい」 ★★★☆☆

それでもなお、人を愛しなさい―人生の意味を見つけるための逆説の10カ条

著者:ケント・M. キース
出版社:早川書房
出版日:2002/08 ¥ 1,260

オススメ度:★★★☆☆ もう一度読みたい度:★★☆☆☆ 読みやすさ:★★★★☆

TODOリスト:逆境に負けない、それでもがんばる!

 

誰かのために、一生懸命がんばっても、恩を仇でかえされること

仕事を続けていくと、色々ありますよね。

 

この本は、あのマザーテレサも語りの中で紹介していた、「逆説の10箇条」です。

「人は不合理で、分からず屋で、ワガママな存在だ。

それでもなお、人を愛しなさい」

どんなにたたかれ、どんなに理不尽な仕打ちをされても、それでも人を愛しなさい。

とても、重い言葉です。

その愛すること自体に、「人生の意味」が見つかると教えてくれます。

 

人のために努力すること。

私たち教師にはとても大切なことですね。

でも、その成果と見返りを期待しすぎると、なかなかうまくいかないこともしばしばです。

それでもなお、子どものためできることをやりきっていく。

その姿勢になんだか、「意味」が深まってくるきがします。

 

何か一生懸命にとりくむと、必ずその障害、足引っ張りに合います。

真剣にやればやるほど、打ちのめされます。

「それでも、人を愛しなさい」

この言葉にはもう一度と、やるきを奮起させてくれる力があります。

 

人のためになにかできることって、人生を豊かに意味づけしてくれる

そんなことを、わかりやすく10箇条にまとまっています。

うまくいかないときに、読んでみたい本ですね。

 

MM それでも人を愛しなさい


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142冊目! 「ザ・プロフェッショナル」 ★★★★☆

ザ・プロフェッショナル

著者:大前 研一
出版社:ダイヤモンド社
出版日:2005/09/30 ¥ 1,575

オススメ度:★★★★☆ もう一度読みたい度:★★★★★ 読みやすさ:★★☆☆☆

TODOリスト:先見力を持って、今後の教育を戦略的に展開!

 

 

プロとはなんでしょうか?

お金を稼げるようになったらプロなのでしょうか。

大前研一氏はプロの条件は「顧客のため、自分を磨き続け、学ぶことを愉しめる知的好奇心のある人」といいます。

この本はビジネス社会を元に書かれていますが、教育現場そのものにも当てはまると思いました。

 

プロに必要は力として、「先見力、構想力、議論力、矛盾適応力」を挙げています。

特に、「先見力」

これから伸びる経済分野にリスクとチャンスを見極めながら、戦略を持って望んでいく姿勢、

また、しつこい試行錯誤で執着心を持って粘り強く取り組む。

何もビジネスだけの話しではないため、とても納得できました。

 

「構想力」とは、先見力とセットになっていて、

世の中のニーズに応じて、取り組みを設計していける力が必要だと教えてくれます。

その際、分野を絞り、深さを追求し、他の追従を許さない視点も挙げられています。

 

「議論力」

人を納得させるには、ロジックが世界共通であること。

そのロジックを武器に、質問し、説得する議論を戦わせなければなりません。

議論は、最善を生み出すためにはどうしても必要なもの。

しかし、そのような議論には葛藤、摩擦がつきもの。

それを分かった上で、議論を展開する豊富な事例が挙げられていました。

 

現在の教育現場から「先見力」と「構想力」を武器に、仮説をもって指導計画を考えていく。

温故知新を言いますが、教育の古き良きものは受け継ぎながら、新しい手を打って出る。

今、子ども達に本当に必要な力はなんなのでしょうか。

この先見性を持って、指導の計画をしっかり持っていくことはとても、価値あることだと思います。

 

私自身、「ありがとう」と心から感謝できる子ども達を育てたいと願い、取り組んでいます。

ものや情報が溢れ、してもらったり、まわりに存在するのが「あたりまえ」の時代です。

そんななかで、「ありがたい」と感謝できる気持ちがあれば、世の中確実に変わっていくと思います。

大きな事はすぐできないけれど、日常本の些細な「ありがとう」なら、見方を工夫すれば誰にでも見つけられる。

そんな教育の出発点でもいいのかな。と最近思います。

 

教師にとって、プロフェッショナルとは。

「高い教育理念を持ち、あくなき追求を惜しまず、常に学び続けている人」だと私は思います。

プロと呼ばれる仕事を目指して、日々精進!

MM ザ・プロセッショナル


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141冊目! 「ドラゴン桜公式副読本 16歳の教科書」 ★★★☆☆

 

ドラゴン桜公式副読本 16歳の教科書~なぜ学び、なにを学ぶのか~

著者:7人の特別講義プロジェクト
出版社:講談社
出版日:2007/06/21 ¥ 819

オススメ度:★★★☆☆ もう一度読みたい度:★★★☆☆ 読みやすさ:★★★☆☆

TODOリスト:なぜ学ぶかの意味づけ教育、復習ノート作りに挑戦!

 

 

この本の講師陣を見たとき、とても贅沢なメンバーだなぁと思いました。

算数脳の本、99.9%は仮説、心のブレーキの外し方、よのなか科、それぞれの著作はどれもおもしろいものばかり。

その有名な先生方の話のエッセンスがみっちりと入っている本です。

 

とくに個人的に好きな方は、民間校長先生だった藤原和博さんです。

この方の「よのなか科」の取り組みは総合学習でぜひ取り入れていきたいと以前より考えていました。

情報の収集能力よりも、その編纂する能力を使い、自分の納得できる「納得解」を導き出す。

藤原さんのいう「クレジット(人からの信頼や経験値)を高めるために勉強をする」という、なぜ学ぶかの答えはとても納得のいくものでした。

色々なことを学ぶことで、色々な道への可能性が開けます。

幼い頃から専門分野に特化する教育もありますが、このような一般教養を身に付けてからでも、決して遅くはないと思いました。

 

個人的には、これほどの講師陣を新書一冊にまとめることで、各先生方の概要紹介でしか無くなってしまうのがとても残念に思いました。(ここが★三つ)

しかし、高校1年生がこの本と出会い、「なぜ学ぶ必要があるのか?」の問いに少しでも近づけて、受験に対する心構えができ、盛りだくさんの学び方読み取ってと思います。

 

最後に、現場における「なぜ学ぶのか?」この意味について、先生方は日常語っているのでしょうか。

なぜ、クラスみんなで取り組んだり、なぜ、このような算数の問題に挑戦するのか?

子ども達に教育の「意味づけ」を語っているのでしょうか。

ソーシャルスキルトレーニングの指導は、必ず、なぜこのようなエクササイズをするかを伝え、見本のやり方を見せてから取り組ませます。

優れた講演会に行くと、必ず話しの要点やこれから話すことの意味づけを先に話してくれます。

そのため、大変分かりやすくなり、講演内容もスムーズに理解できます。

毎日の小さな取り組みの中で、なぜやるのかをしっかりと、子ども達に納得させてから取り組ませることは

子ども達にとっても主体的に取り組める場になると思います。

授業の流し方によって、発見的に学ばせる場合もあり、これ次第ではありませんが・・・(個人的に感動がある分こちらもスキ)。

 

大人になろうとし迷っている中高生には、学ぶことの価値を語ってあがられる教師でありたいものです。

最後に、私が語る学ぶ意味(教育理念)は、「人を幸せにするために学ぶ」ことがこだわりです。

 

MM 16歳の教科書


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第24回研修報告「初めての書道」



目の前の小学生と目があった。
「どうだ!おれのほうがうまいだろう」
「新参者め、生意気な!」
お互いにライバル意識をもっている。
彼が書いているのは、小学2年生の配当文字「三」
私が書いているのは、小学1年生の配当文字「うめ」
ここは、二人肩を並べて、習字をしている風景である。
目の前の小学生はすでに、漢字に挑戦しているのである。
私は悔しい思いをばねに、黙々と「うめ」のひらがな二文字を繰り返して書き綴るのだった・・・。

とまぁ、こんな様子で教え子の2年生と同い年である子ども達がたくさんいる、書道教室に通い始めました。
普段なら、先生と児童、立場や役割が違うけれども、今回は同じ書道教室の生徒。
しかも、小学生の彼の方が先輩である。
多少悔しい思いもするが、書道を習うにはこればかりはしかたがない、と腹を決め素直に練習に励んだ。
「先生、書道の基礎からしっかりと教えてください」
「それでは、では1年生のひらがなからですね」
「おおっ!1年生から・・・」
嬉しいような悲しいようなである。

元来、私は字を書くことが大嫌いであった。
それに加え、姉は字を書くことについてはとても天才的な上手さを持っていた。
するとどうなることか、「おまえは字が下手だ」的なレッテルを貼られ子ども時代を過ごすこととなった。
しかも、私は机に落ち着いて座って学習することが大の苦手な少年であった。
だから、人の言うことを聞いたり、人の書いたものをそのままそっくり写すといったことは
大の苦手であり、写したりまねたり、素直といったものはすべて大敵であった。

こんなエピソードを思い出した。
字が大下手だったとげとげ少年は、3年生の時、やはり習字が大嫌いであった。
嫌いなため、習字道具の管理も雑でいい加減となり、筆はばさばさ、いつも道具は墨で汚れていた。
しかし、となりに座っていた女の子は違った。
これがまた、とくに字が上手でとげとげ少年から見ても字がうまいというのが分かるほどだ。
そこで、とげとげ少年はその女の子にお願いをした。
「練習用で失敗したのでいいから、1枚だけちょうだい」
女の子は字がきれいで優しい子だったので、喜んでよくできた失敗作を差し出してくれた。
とげとげ少年はそれにがさつに名前を書いて作品に仕上げ、担任の先生に提出した。
すかさず、平手打ちを両ほほにもらったことは今でも忘れられない。

こんな経験が重なれば字を書くことはとても嫌いになるはずである。
しかし今、こんな私が教師として教壇に立ち、板書をしているのである。
こんな字では申し訳ない。
通知表の文字も常に、恥ずかしい気持ちでいっぱいだった。
そんな自分の苦手意識を克服しようと、今年の抱負「習字を習いに行く!」をブログでコミットメントさせてもらった。
その追い風もあり、今日ここに始めてあたらしい世界へ飛び込む勇気がわいてきたのである。

字がきれいに書けることは、教師としての市場価値も高まるはず。
人にものを教える立場の人は、人からものを教わる立場になって初めて気づき学ぶこともあるだろう。
そんな願いをもち、今日から書道教室のドアを叩いた。

この1年間で、小学校の書道を卒業することを目標にがんばる!
お恥ずかしながら、感動の初作品をのさせてもらいました。
このスタートのわくわくを大事にがんばります!

うめ
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140冊目! 「ザ・ゴール」 ★★★★☆

ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か

著者:エリヤフ ゴールドラット
出版社:ダイヤモンド社
出版日:2001/05/18 ¥ 1,680


オススメ度:★★★☆☆ もう一度読みたい度:★★★☆☆ 読みやすさ:★★★☆☆

TODOリスト:集団組織のボトルネックを生かす、非ボトルネックの活用法を考える!

 

分厚い本でした。

でも、小説仕立てになっておりとてもわくわく読めてしまう本です。

制約条件(TOC)という、ビジネス社会においてはとても有効な学びが詰まっている本です。

 

向上における生産性の低い機械をボトルネックと呼びます。

普通は、このボトルネックの生産性を以下に向上させるかに、四苦八苦しているはずです。

しかし、この本は新しい視点を与えてくれます。

このボトルネックの機械を調整するのでなく、他の非ボトルネックを問題のボトルネックに調整することです。

つまり、問題点を十分に生かそうとする周りのサポート作りです。

 

この話は工場生産での物語ですが、集団組織においてもこのような視点でみることができるのではないでしょうか。

集団の中で問題傾向を持つ児童ばかりに終始するのでなく、

その子どもがもつ素質を十分に生かせる周りの学級作りを進めていくことです。

私たち教職用語で言うと、「子どもの居場所作り」に当たるのではないでしょうか。

 

最近、本屋で平積みにされているビジネス書にも、小説仕立てのおもしろいものが増えてきました。

単に知識の伝達よりも、いきいきと映画のように伝わる分、理解も深まります。

たまにはじっくりと読みふける。

そんな読書も楽しいものでした。

 

MM ザ・ゴール


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