とげとげ★先生の教育本フォトリー日誌

教育に生かせる良書を発掘中!フォトリーディングとマインドマップで情報発信!

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

別窓 | スポンサー広告
∧top | under∨

256冊目!「最高のクラスのつくりかた」★★★★★



MM 最高のクラスのつくり方

オススメ度:★★★★★ もう一度読みたい度:★★★★★ 読みやすさ:★★★★★

TODOリスト:子どもに読み聞かせて、理想の学級モデルを示そう!!

 

前代未聞!子どもたちが書いた学級づくりの本。

この本は、子どもが読んで

「『理想のクラス』ってなんだろう?」

「こんなクラスにしたいな!」と子どもたちへ夢や希望を持たせてくれる本です。

そして、教師にとっても、「子どもへの新しい見方」へ大きく転換となる1冊。

なによりも、子どもと一緒に読める、「読み聞かせ」に向いているんです!

 

この本からたくさんのインスピレーションをもらいました。

① 新しい教師観を示してくれる!

② どんな先生にもきっとできる、子どもたちが主役のクラス!

③ この本を使ってこんな実践をしてみたい!

 

① 新しい教師観を示してくれる!

この本を読んで、

「これから必要な教師は、『自分が、自分が』といって子どもの全てをコントロールしようとするリーダーではなくて、そこに参加している子どもたちが、本来もっている力を存分に発揮できる場づくりをするのがリーダーなんだ」と思いました。

これからは、コントロール型リーダー(指導者)から、ファシリテーター型リーダー(場の促進者)へと教師は少しずつ変わっていかなくてはならないと感じています。

 

そして、その道しるべとなるのが、この実際に存在した「最高のクラスのつくり方」を書いた子どもたちといわせんクラスです。

このクラスでは、子どもたちを信頼し、子どもたちにまかせてみることで

「子どもたちが主役の学級づくり(民主的な学級経営)」を運営していく。

そんな素敵なクラスの雰囲気を絵本を通して味わえました。

 

 

② どんな先生にもきっとできる、子どもたちが主役のクラス!

この本には詳しく記されてはいませんが、著者のいわせんさんは、

ライティングワークショップやリーディングワークショップ

プロジェクトアドベンチャーや『学び合い』などなど、さまざまな教育実践を研究され、

さらに、それらをクラスで一つのものとして体現されています。

そこには、数知れない理論の蓄積や深い学びがあります。

 

でも、私たち教師は、そんなにエキスパートになれなくてもいいと教えてくれます。(そんな気がします)

このひとつを大切にするとよいクラスが育つことを教えてくれます。

 

それは「子どもたちを信頼すること」です。

 

信頼が土台となり、自然と実践がいろいろ生まれてくる。

実際、この本は、担任の先生が子どもたちをとことん信頼に信頼を重ねて、一緒につくりあげた学級の説明書。

ですから、ここに書かれている内容は子どもの言葉であり生の声です。

その子どもたちの発する数々の声のバックボーンは

いわせんさんの「子どもたちを信頼する」思いや理念がしみこんでいるのが伝わってきます。

それらがカラフルなイラストとあいまって伝わってくる素敵な仕上がりなんです。

 

 

③ この本を使ってこんな実践をしてみたい!

私は、この本を活用した学級での教育実践をどんどんふやしていきたいと思いました。

たとえば・・・

・学級目標をつくるときのイメージづくりに。

・学級文庫としていつでもおいておき、ペア読書やグループ読書で活用する。

・友だちとのトラブルやけんかした時に読み聞かせ。

・担任の自分が日々の学級経営の振り返りとして

・若手の先生に教科書として。

・道徳の副読本として!?

・掃除指導の心得として読み聞かせ。

・図工の色塗りで(表紙のカバーをとるとぬりえとなる)

・子どもたちに超えるべきハードルとしてこの本を提示。

 

でもやっぱり一番は、子どもたちの『理想のクラスイメージづくり』へ大きく貢献するはずです。

今まではどうしても、教師からの一方的な価値観で学級経営が運営されがち。

それを、子どもたちと同じ目線に立って、一緒にクラスをそだて上げていく、そんな素敵な実践に取り掛かれそうです。

 

 

子どもが読める本。

そして、教師が読んでも奥が深い本。

買って損はなしです。

今年最高の1冊になりました。(ちょっと、早いけど・・・)

あぁ、もっとこの本にはやく出会っていたらなぁ。

 

そうそう、こちらもチョーおすすめですよ。

私はこの本を読んで、「この著者に実際に会って話がしたい!」と思い、会えちゃったきっかけをくれた本です。








書くことを好きになるすてきな実践です。KAIの写真が迫力ありすぎでした。



この本は、毎週クラスづくりに活用させてもらっています。
エンカウンターと違って、振り返りの視点が「集団の中の私のかかわり」にあるのでクラスづくりにもってこいです。
256冊目!「最高のクラスのつくりかた」★★★★★…の続きを読む
スポンサーサイト
別窓 | 学級経営 | コメント:1 | トラックバック:0
∧top | under∨

255冊目! 「ニッポンには対話がない」★★★★☆



MM ニッポンに対話がない

オススメ度:★★★★☆ もう一度読みたい度:★★★☆☆ 読みやすさ:★★★★☆
TODOリスト:対話の文化を育てよう!

 

しばらくぶりでした。

私にとって、とっても「つながり」の深かった1ヶ月でした。

さて、読書のほうもこつこつ進めていきます。

 

日本の教育はヨーロッパ諸国に学ぶことがたくさんアルトオモイマス!

今回の本は、フィンランド(もうちょっと古いかも?)研究家の方との対談をまとめたものです。

最近知ったのですが、フィンランドの子どもたちはあんまり学校が好きではないらしい。

勉強ができることと学校が好きってことは別らしい。

 

この本を読んで一番伝わってきたこと、それは

「日本の教育に対話する文化をしっかり根付かせよう」でした。

 

対話は話し合いや議論とは、ちょっとちがいます。

対話はお互いに主張し、でも、歩み寄る精神のようなもの。

だから、『自分の価値観を持って、自分で判断することと同じに、考え、妥協点をみつけていくプロセス』なんですね。

 

そして、対話に参加する人たちが心置きなく話し合えるには、

『どんな人でも言いやすい場をつくり、経験にものを言わせるような会議から変わっていくこと』です。

『その対話を通して、対立するからこそ、本当の優しさが生まれる。』

それを子どもたちに、経験してほしい。

 

また、『価値観ばらばらの世界では、SYMPATHY(相手の気持ちに同情すること)→EMPATHY(自分の立場から相手の気持ちを想像すること)が必要である。』

これは、カウンセリングの共感と同情の違いと似ていると思いました。

共感的理解は、カウンセラーの立場を持ちながらも方向性を持って、話をする、対話する。

 

対話は、『決して、勝ち負けではないので、考え、関わり続けるので「精神体力」が必要』。

国際理解、国際化する世の中には必要な「対話」、こういう文化が根付いたら

戦争やテロなどなくなっていくのにな。

クラスでも育てていきたいものです。

 

最後に思ったこと

対話は、甘く遠慮する思いやりが全てじゃない、厳しく対話する姿勢も大切だ。

市民参加の民主主義な世の中を目指して、対話を大切にする文化をクラスでも学校でも育てていきたいです。

 

色々考えさせられた、1冊でした。


別窓 | 学級経営 | コメント:0 | トラックバック:0
∧top | under∨

249冊目!「学校が元気になるファシリテーター入門講座」★★★★★




MM 学校が元気になるファシリテーター入門講座



オススメ度:★★★★☆ もう一度読みたい度:★★★★★ 読みやすさ:★★★★★
TODOリスト:授業でファシリテーション

今年初め、とてもいい本に出会えました。
教師主導型の一斉授業や教育に疑問を覚えてしまいました。
本来子どものもっている力を生かそうと思っている民主的な先生には、とてもオススメです。

本の構成は、前半が、参加者を中心とした職員会議の進め方、後半が、元気をもらえる学級づくりの進め方
の2部構成です。

ファシリテーターとは
『組織や集団の問題解決や合意形成、学習促進などのコミュニケーション活動に於いて、協働的、創造的な議論や話し合いのプロセスを設計、マネジメントすること』
さしずめ、教師は知識の伝達者ではなく、知恵を引き出す者でしょうか。

学校の会議において、クラスづくりにおいて、教師はどうかかわっていくことが
ファシリテートしていくことなのだろうか。
具体的な実践例を踏まえて教えてくれるので、チョーオススメです。

いわゆる技術書ですが、ファシリテートの背景や理論、
参加者、子どもを主体として取り組むそのよさについてもっと言及してくれるような本も
この著者から学びたいなぁと思いました。

このような本の先に、私の進むべき道があるような気もしました。

別窓 | 学級経営 | コメント:0 | トラックバック:0
∧top | under∨

248冊目!「プレイフルシンキング」★★★★★



MM プレイフルシンキング

オススメ度:★★★★☆ もう一度読みたい度:★★★★★ 読みやすさ:★★★★★
TODOリスト:あこがれの最近接領域の人たちとつながる!


この本とても良いです。
今年に入って一番のオススメです。
といっても、まだ4日目ですが・・・。
私が考えている「わくわくする学び・仕事」をこれでもか!というほど、スッキリと言語化してくれた本です。
プレイフル(見方を変えることで、わくわくを見つける)のある仕事をいかにつくりだすか、こういう考え方、こういうファシリテーターにあこがれてしまします。

これは!と思ったこと3つ
①コンストラクトララーニング
②ブリコラージュ
③あこがれの最近接領域

①コンストラクトララーニング
コンストラクトラ-ニングといった概念があります。
それは、学びを構築していく、つまり、①体験をして、②振り返るといったプロセスを踏む中で、
学んでいくことです。
好奇心を動機に、俯瞰的視点(メタ認知)までを自ら創りあげていく学び、このプロセスって素敵ですよね。
毎日の授業がこういう学習だとイキイキして楽しいだろうなぁと思います。

②ブリコラージュ
これは、その場にあるもので、創りあげていくといった概念です。
私たち教員は、研修や新しい取り組み対してついつい「ないものねだり」をしがちです。
今ある、資源を有効活用して、いかにうまく創りあげていくかがとても大切なんですね。

③あこがれの最近接領域
あこがれの最近接領域とは、他者含みの自信のことです。
私一人ではできないことがたくさんあります。
しかし、私よりももっと才能や情熱もっている人とつながることで
その人の可能性や能力をふくめて「私の才能」としてしまうことです。
つまり、「なにをやるか」より「だれとやるか」が重要なんですね。
そのために、他者とつながるために「共感的理解」「対話(ダイアローグ)」が大切になってくるんですね。
こういったこと実践するには、高い視点から俯瞰的に見る力「メタ認知」が必要です。

素直に、おもしろいからたくさんの人に読んでほしい!
そして、学校にたくさんの先生がこういうコンセプトを導入してほしいと思いました。





別窓 | 学級経営 | コメント:0 | トラックバック:0
∧top | under∨

226冊目! 「協力のリーダーシップ」★★★★★



MM 協力のリーダーシップ


オススメ度:★★★★★ もう一度読みたい度:★★★☆☆ 読みやすさ:★★★★★
TODOリスト:酸いも甘いも受け入れてから、良かった探しをしながら生きていこう!

協力は自然とは生まれてきません。
集団のリーダーが、「協力が生まれやすい環境」を意識的に整えることをしなければ。

この本はビジネス社会で、いかに社員同士の協力を生み出し、利益に結びつけるかが述べられています。
各章ごとは、別々の人がまとめた論文で、それを編集した作りになっています。

EQ(心の知能指数)については個人についてはよく目にする機会がありましたが
「チームEQ」という考え方はとても興味深いものでした。
メンバー同士のつながりの根底には「信頼」が必要であり
メンバー一人一人は所属する組織に「帰属意識」をもてるにようにし
個々人が持つ「強み(コンピテンス)」を共有すること。
つまり、集団の中に「感情交流」が起こるような仕組みをつくることだそうです。

学級においてもまったく同じ事が言えそうです。
「信頼」を基盤として、学級への所属意識を持ち、子ども一人一人のよさを共有できる学級
それは、とても素敵なクラスだと思います。

人を育てるのも、社会でバリバリ働くのも、「協力の視点」からみると、実は同じなんですね。

もう一つ、これは!と思ったことに「プロセスに参加すること」と「コンフリクト(葛藤)の解決」です。
集団にとってより「フェア」なプロセスは、全員の意見を吸い上げることです。
だからこそ、評価に対して納得がいくのでしょう。
また、葛藤の解決も、たらい回しにすることをたとえ話で「あつあつのポテトをほうりまわす」と言っています。
まさにそうだと思います。明確な問題解決プロセスがないと、つい問題を他に回したり、他罰的になってしまいがちです。

率直に、子どもと同じように、最近の会社は「人間同士のかかわりが薄い」のかなぁ、と思いました。
最近では、社内運動会を復活させるなどの記事をよく目にします。
パフォーマンスを上げる集団には、やはり「人と人とのつながり」が欠かせないのですね。




別窓 | 学級経営 | コメント:0 | トラックバック:0
∧top | under∨
| とげとげ★先生の教育本フォトリー日誌 | NEXT
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。